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手紙は憶えている

原題:Remember
主演:クリストファー・プラマー
監督:アトム・エゴヤン

ホロコーストを題材にした映画。妻を亡くし、認知症の症状が進むゼヴ。ある日、介護施設で暮らすゼブに、友人のマックスが話しかける。それは二人共、アウシュビッツ収容所の生還者でナチスに大切な人を殺されたということだった。収容所で二人の大切な人を殺した兵士は、現在偽名を名乗っておりルディ・コランダーというらしい。ゼヴはマックスから指示の書かれた手紙を託され、ルディを探す旅に出る。

一言でいうと復讐劇。原題と違って邦題は別の意味を匂わせるという意味でも、最後のオチに気づきにくくていいかもしれない。最後は伏線を回収しにくるが、途中から薄々と「ん、もしかしてあいつってあいつで、こいつはこいつじゃね?」と予想できるが、勿論意図的にそういう作りにしているのだろう。派手なアクションなどはないが、ゆっくりと見る一作としてオススメ。

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