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ネイビーシールズ

原題:Act of Valor
監督:スコット・ウォー、マイク・マッコイ

NAVY SEALSの出動を描いた映画。

この映画の見所は、現役の隊員が出演しているという事、登場する武器・兵器は本物を使用しているという事です。凄くないですか? 現役の隊員の演技はもはや演技ではなく、とても臨場感を感じます。陸軍の予算を使って作ったFPSゲームのアメリカズ アーミー(America’s Army)を知った時も思いましたが、戦争している国は戦争メディアに対して思い入れが違いますね。意識の差を感じます。映画中、アメリカ兵がやたらめったら強いのも好きです。でもやっぱり最後は・・・それでも残酷なのですね。ミリタリー好きにオススメです。

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ドニー・ダーコ

原題:Donnie Darko
主演:ジェイク・ジレンホール、ジェナ・マローン
監督:リチャード・ケリー

精神病を患う主人公の夢の中に、出てくるウサギの着包みを被った人物。ウサギによると、後28日しか残っていないらしい。そしてウサギの命令するがまま夢遊病の如く行動を取る主人公。果たして28日後に何が待っているのか?

リバースムービーと言えば、この映画の名前があがるほど有名なようですね。一度では理解できないので、何度も観ましょうというものです。周回を前提にするのは映画の手法としてはありだなと思いました。内容ですが、かなり複雑です。一周目では確かに「ん?なにこれ駄作?」と感じるでしょう。でも問題ないです、わざとそのような作りにしている可能性がありますから。一周目でもある意味、完結した意味を持っている映画だと思いますのですし、二週目で本当の意味に気づきたい人だけ観れば?というスタンスを感じました。考察したい人にはオススメです。

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エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE

原題:Tropa de Elite 2 – O Inimigo Agora é Outro
英題: Elite Squad: The Enemy Within
主演:ヴァグネル・モーラ
監督:ジョゼ・パジーリャ

舞台はブラジル。特殊部隊BOPEを率いる主人公のナシメントは、今日も街の浄化のために任務をこなしていた。街のギャングを壊滅していくナシメント、しかしそれに反比例するように街にはもう一つの闇が生まれようとしていた。

BOPEは実在する特殊部隊です。BOPE将校による、いくつかの史実を織り交ぜて書かれた小説に基づいています。一言で言うなれば、超オススメ。アマゾンではなぜかアクション扱いですが、中身は社会派です。ジャケットもアクションを期待するような作りになっておりますが、バリバリの社会派です。観た後に、正義とはなんなのか、今2018年だよな? 正義とは正義であるだけではいけないと思いました。リアルな悪党を描いてるな~と関心していたら、史実を元にしたとのこと・・・納得です。

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ザ・ウォール

原題:The Wall
主演:アーロン・テイラー=ジョンソン、ジョン・シナ
監督:ダグ・リーマン

主人公は相棒とある丘に陣取っていた。二人の目の前の現場では、頭部を撃ち抜かれた味方の死体が横たわっている。敵には凄腕のジューバと呼ばれる狙撃手がいると予想する主人公。しかし相棒は、辛抱できずに現場を偵察しに動き出す。

とても人を選ぶ映画です。そして可能であれば、事前にレビューなどを調べないで観るといいと思います。合わなかったら途中で抜ければいいといえば共感していただけるでしょうか。SAW1が好きだった人には強くオススメできそうですが、これ自体もある程度ネタバレなので、勧め方がとても難しい。とりあえず一見してどうぞ、とオススメします。

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ボーダーライン

原題:Sicario
主演:エミリー・ブラント、ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ

FBI捜査官のメイサーは上司の推薦により、麻薬カルテルの親玉マニュエル・ディアスの捜査に加わる。最前線の捜査はこれまでメイサーが経験した事のない程、残酷で無秩序なものだった。そしてついに、カルテルの親玉を追い詰めるべく最後の作戦が始まる。

ベニチオ・デル・トロとジョシュ・ブローリンの二人の演技が渋くてそれだけでも観る価値があります。エミリー・ブラントは戦争やアクションを題材にした映画でもよく見る。今回は最前線での経験不足なFBIという役で、とてもいい感じにCIAのチームの足を引っ張る演技がリアル。全体的に主役以外の役柄の演技力も高く、総合するととても質の高い映画。ハードボイルドな世界観が好きであれば間違いなくオススメできる。

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ゲット・アウト

原題:Get Out
主演:ダニエル・カルーヤ、アリソン・ウィリアムズ
監督:ジョーダン・ピール

黒人である主人公のクリスは週末に、白人である恋人ローズの実家へと一緒に赴く。黒人である自分が白人の家族先に受け入れられるか不安を感じるクリス。そして事件は起きる。

事前に何も知らないで観るのがオススメされる映画。レビューサイトやアマゾンのレビューでさえ、ネタバレの嵐なので楽しみたければ、情報を一切仕入れずに観ましょう。大丈夫、観た後は大勢の人がレビューサイトにて考察を残していますので、それを読むのも楽しみの一つです。

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トリック劇場版 ラストステージ

主演:仲間由紀恵、阿部寛
監督:堤幸彦

トリックシリーズの劇場版完結編。上田次郎はある商社の依頼で海外へ向かう事になる。そこに当然の如く山田奈緒子も加わって・・・。

人気シリーズのラストです。とは言っても、内容はこれまでのファンに向けた内容が多く、堤幸彦監督をはじめトリックスタッフの性癖がたっぷり詰まっております。ファンが歓喜するような小ネタがこれでもかと言わんばかりに散りばめられています。トリックが好きだった、TVシリーズを見ていた。それなら迷わず見るべき一作です。

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セル

原題:CELL
主演:ジョン・キューザック、サミュエル・L・ジャクソン、イザベル・ファーマン
監督:トッド・ウィリアムズ

ボストンの空港にいた主人公、周囲の人々が次々の狂っていく。空港を脱出し、別れた妻と息子の住むニューハンプシャーへ向けて出発する。

超絶簡易的だけどそんな話。狂っていく人々はゾンビではなく、あくまで狂人扱い。有名演者で多数出演しており、特に主人公の演技は非日常な生活に一変した世界への戸惑いをうまく表現している。映画のラストは人によっては賛否両論が分かれるかもしれない。しかしただのゾンビ映画ではないし、ゾンビではなく狂人扱いにしたかった理由はこれなんだろうなと思った結末。

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大脱出

原題:Escape Plan
主演:シルヴェスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー
監督:ミカエル・ハフストローム

ブレスリンはある経略により、絶対脱獄不可能の刑務所に入れられる。それは脱獄を生業とする自らの著書を参考にして作られてた監獄であった。刑務所の中で出会う男、ロットマイヤー。彼らの脱獄計画が始まった。

主演がとても豪華である。おじさん二人なのにも関わらず、画面が始終映えているのはさすが大スターというところ。余計な脇役もほぼおらず、名役者が揃っている。大スター二人の安定した渋い演技を楽しむ映画といった所。

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M:I-2(ミッション:インポッシブル2)

原題:Mission: Impossible 2, M:I-2
主演:トム・クルーズ、タンディ・ニュートン、ダグレイ・スコット
監督:ジョン・ウー

大人気シリーズの第二作目。トム・クルーズ扮する敏腕スパイのイーサン・ハントが活躍する。とある製薬会社の研究者が開発したウイルス。それは感染すれば20時間で治癒不可能になり死亡する超危険な代物だった。その治癒薬であるが輸送中に、悪者の手に渡ってしまう。治癒薬を奪還するべき、イーサン・ハントが動きだす。

シリーズの中では評判は悪い方ですが、他の映画に比べるとそれでも見ごたえがあります。そしてなにより、この時期のトム・クルーズはイケメン度がとても高く、トムを観ているだけで時間が過ぎていく・・・と言っても過言でもないほどです。

評判が悪い理由は「やってる事がスパイじゃない」「物語が都合がよすぎる」「とんでもないスパイグッズを多様する」「イーサンが女好きになっている」といった所でしょうか。この種の映画で主人公が死亡する事はまず無いので、その時点でアクション映画としては都合がよすぎるので問題は特にないです。それより全盛期のトム・クルーズを眺める映画と割り切れば星5つです。トム好きには欠かせない一作。