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グリーン・インフェルノ

原題:The Green Inferno

食人族をテーマにしたホラー映画。企業の森林伐採によって、環境を脅かされている一族を救う活動を行っている学生達。伐採を阻止するために、学生が乗り込んだアマゾンの奥地には食人族と呼ばれるヤハ族が生活していた。学生は一族に捕えられる。

ふとB級映画が観たいと思っていた時に、宣伝が流れ目に入ったので視聴。演出は凝っていて、チープな作りではなく極上のB級映画であり、観た後の満足感が半端ない。グロテスクなシーンが多く、妙にリアルなところがあるからだろうか。設定も「食人族を見にいく」ではなく、企業の森林伐採を阻止するためにアマゾンの奥地へ乗り込むという設定も、今の世の中に合っている感じがして良かったです。積極的な行動で、行き過ぎた学生によるニュースが稀に流れる中、こういうのもリアルだなあと。

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ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡

原題:Jungle

ジャングルで遭難したギンズバーグの著書を基に制作した映画。

実際の経験を基にしているため、小説にありがちな派手な事件は起こらない。しかし実際にジャングルで遭難したらまぁ怖いよね、心病んじゃうよねという描写が目立つ。

いかだの件は本末転倒な流れとなり、結局マーカスが徒歩で行くなら川を下る必要は皆無なのではと突っ込みそうになったが、冒険心が勝ったのだろう。

映画の末尾で明らかにされる、ケヴィンとマーカスに関しては驚きだった。正直ギンズバーグよりもこの二人がどうなったのかの方が興味深い。

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最悪の選択

原題:Calibre

イギリス映画。友達と二人で田舎の寂れた村を拠点に、狩猟を行う二人。楽しく過ごす週末のはずが、狩猟中の森で事故が起きる。

あらすじを読んだ限り、ホラーやサスペンスを想像していたのだけれども内容は地味な事件となっている。地味とは言え、実際に起こりうるものではあるのだが。

邦題は「最悪の選択」になっているが、原題の「Calibre」は銃の口径を表すものであり、映画の中では銃が重要な役割を果たしている。そう考えると、邦題はややミスリードしているかもしれない。銃をテーマに観る場合は、いかに銃が悲劇の事故を誘発できるかを表現している。その一方で選択という言葉は、邦題は映画のラストシーンに対するものであり、そういう見方もあると思う。

最悪の選択をテーマに観る場合、映画のラストシーンで主人公が取った選択は最悪なのだろうか? 僕は他に選択肢はないだろうし、どれを選んでも最悪なのかなあと思った。ただ、僕も主人公と同じ行動を取ると思う。

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ミッション:インポッシブル フォールアウトは良質のアクションのオンパレードだ

原題:Mission: Impossible – Fallout
監督:クリストファー・マッカリー

2018年制作のアメリカのアクション映画。ミッション:インポッシブルシリーズの第6作目。

トム・クルーズは好き? 好きならお勧め。アクションが好きな人にも推奨できる。本作はスパイ映画とされているものの、今作におけるスパイ要素は薄く、各所に見応えのあるアクションシーンを挟んでくる。

なんといってもこの映画、約2時間30分もあるのだ。そして随所に良質のアクションシーンの数々。何も考えずに映画を楽しみたい、という方には最適だ。

今作の舞台はフランスなので、背景の街並みはとても美しい。カーチェイスをする場面は中世の街並みと場面の迫力が相まって、映画史上でも屈指の名アクションシーンになるのではないだろうか。必見である。

トム・クルーズの安定のカッコよさを堪能し、ミッション:インポッシブルシリーズのいつものBGMでテンションを上げながらポテチ片手に観るには最高の一本だ。

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ファルコン

原題:Excellent Cadavers
監督:リッキー・トニャッツィ

実話を元にしたイタリア・シチリアのマフィア映画。

1999年に制作された映画だが古臭さは感じない。始終、緊張感のある仕上がりとなっている。

最近のCG映画に比べて内容がとても濃く、演者の演技力も高く、ドキュメンタリーを観ているような気持ちになる。

また、主人公ファルコーネの相棒がとても渋く、良い味を出している。見どころはなんといっても最後の場面なのだが、ここでは伏せておく。日本ドラマの半沢直樹が好きだった人に強くお勧め。

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パーフェクト・トラップ

原題:The Collection
監督:マーカス・ダンスタン

大人気映画のソウと同じ脚本家が手がけています。

ソウの推理要素を取り除き、代わりにグロを打ち込んだ、そんな映画。初っ端から血や内臓が飛び散る本気のスプラッターものです。とにかく残虐な描写を描きたいという意気込みが伝わってきます。ジャンクフードを片手に、何も考えずに観る映画としては逸材。

一つ不満があるとすれば、邦題のパーフェクト・トラップでは、前作の存在がわからないこと。ストーリーの一部と登場人物が繋がりを持っているため、前作のワナオトコを視聴すると、より楽しめます。

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トランス・ワールド

原題:Enter Nowhere
監督:ジャック・ヘラー

とある森でたまたま遭難した男女を描いた映画。

全員がワケあり、森からは何故か脱出できない、彼らを結びつける共通点とは?そして脱出方法は?を魅せるサスペンス映画。低予算で作られた映画ではあるものの、台本の評判が良く、また演者のレベルがとても高い。そのため。映画は始終、サスペンスの謎を追いかけながら観ることができる。ネタバレはぜひしないで観るとよい一作。

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ネイビーシールズ

原題:Act of Valor
監督:スコット・ウォー、マイク・マッコイ

NAVY SEALSの出動を描いた映画。

この映画の見所は、現役の隊員が出演しているという事、登場する武器・兵器は本物を使用しているという事です。凄くないですか? 現役の隊員の演技はもはや演技ではなく、とても臨場感を感じます。陸軍の予算を使って作ったFPSゲームのアメリカズ アーミー(America’s Army)を知った時も思いましたが、戦争している国は戦争メディアに対して思い入れが違いますね。意識の差を感じます。映画中、アメリカ兵がやたらめったら強いのも好きです。でもやっぱり最後は・・・それでも残酷なのですね。ミリタリー好きにオススメです。

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ドニー・ダーコ

原題:Donnie Darko
主演:ジェイク・ジレンホール、ジェナ・マローン
監督:リチャード・ケリー

精神病を患う主人公の夢の中に、出てくるウサギの着包みを被った人物。ウサギによると、後28日しか残っていないらしい。そしてウサギの命令するがまま夢遊病の如く行動を取る主人公。果たして28日後に何が待っているのか?

リバースムービーと言えば、この映画の名前があがるほど有名なようですね。一度では理解できないので、何度も観ましょうというものです。周回を前提にするのは映画の手法としてはありだなと思いました。内容ですが、かなり複雑です。一周目では確かに「ん?なにこれ駄作?」と感じるでしょう。でも問題ないです、わざとそのような作りにしている可能性がありますから。一周目でもある意味、完結した意味を持っている映画だと思いますのですし、二週目で本当の意味に気づきたい人だけ観れば?というスタンスを感じました。考察したい人にはオススメです。

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エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE

原題:Tropa de Elite 2 – O Inimigo Agora é Outro
英題: Elite Squad: The Enemy Within
主演:ヴァグネル・モーラ
監督:ジョゼ・パジーリャ

舞台はブラジル。特殊部隊BOPEを率いる主人公のナシメントは、今日も街の浄化のために任務をこなしていた。街のギャングを壊滅していくナシメント、しかしそれに反比例するように街にはもう一つの闇が生まれようとしていた。

BOPEは実在する特殊部隊です。BOPE将校による、いくつかの史実を織り交ぜて書かれた小説に基づいています。一言で言うなれば、超オススメ。アマゾンではなぜかアクション扱いですが、中身は社会派です。ジャケットもアクションを期待するような作りになっておりますが、バリバリの社会派です。観た後に、正義とはなんなのか、今2018年だよな? 正義とは正義であるだけではいけないと思いました。リアルな悪党を描いてるな~と関心していたら、史実を元にしたとのこと・・・納得です。