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ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡

原題:Jungle

ジャングルで遭難したギンズバーグの著書を基に制作した映画。

実際の経験を基にしているため、小説にありがちな派手な事件は起こらない。しかし実際にジャングルで遭難したらまぁ怖いよね、心病んじゃうよねという描写が目立つ。

いかだの件は本末転倒な流れとなり、結局マーカスが徒歩で行くなら川を下る必要は皆無なのではと突っ込みそうになったが、冒険心が勝ったのだろう。

映画の末尾で明らかにされる、ケヴィンとマーカスに関しては驚きだった。正直ギンズバーグよりもこの二人がどうなったのかの方が興味深い。

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最悪の選択

原題:Calibre

イギリス映画。友達と二人で田舎の寂れた村を拠点に、狩猟を行う二人。楽しく過ごす週末のはずが、狩猟中の森で事故が起きる。

あらすじを読んだ限り、ホラーやサスペンスを想像していたのだけれども内容は地味な事件となっている。地味とは言え、実際に起こりうるものではあるのだが。

邦題は「最悪の選択」になっているが、原題の「Calibre」は銃の口径を表すものであり、映画の中では銃が重要な役割を果たしている。そう考えると、邦題はややミスリードしているかもしれない。銃をテーマに観る場合は、いかに銃が悲劇の事故を誘発できるかを表現している。その一方で選択という言葉は、邦題は映画のラストシーンに対するものであり、そういう見方もあると思う。

最悪の選択をテーマに観る場合、映画のラストシーンで主人公が取った選択は最悪なのだろうか? 僕は他に選択肢はないだろうし、どれを選んでも最悪なのかなあと思った。ただ、僕も主人公と同じ行動を取ると思う。